トップページ > FXコラム > 2009年 > 金融商品と取引リスクについて

外為関連の時事コラム(2009) - 投資のワナに気をつける



先日、「ガイアの夜明け」という番組で、アメリカ金融破たんの影響が放送されていました。リーマンショックが与えた衝撃の大きさを、あらためて感じます。

番組を見ていると、日本でも金融商品を購入、思わぬ損害を被るケースが紹介されていました。内容は次のようなものです。

サラリーマンを定年退職した男性が、ある不動産関連の投資商品を購入し、1口100万円の投資金がなんと3万円まで下落、退職後の資産がなくなってしまったとの事(その男性は数千万円ほど投資したそうです)。

これは大変深刻なケースです。
では、なぜその個人投資家はそのような大損をしてしまったか?

投資した人が異口同音に口をそろえるのは、
「販売業者からリスクの説明が全くなかった」ということ。

投資商品販売の際、セールスマンがリスクについて、最悪のケースについて、一切説明をしていないとのこと。真実は当事者にしか分かりませんが・・・。

この商品に投資し、損害を受けた被害者は、裁判へ持ち込みました。判決は2010年に出るそうです。「リスク説明の有無」は第3者から分かりませんが、これは、とても大切なことです。

当サイトは、FXのビギナーサイトなので、よく初心者の方に閲覧いただくのですが、真っ先に注意して欲しいのが、外国為替証拠金取引に関するリスクです。

以前、私の友人に「FXって儲かるって聞いたけど、どうなの?」と質問されました。

そこで私は、「儲かる可能性もあるけど、かんたん・楽して儲かるとか、甘い期待はしない方がいいよ。リスクがあるから、しっかり情報を集めて判断した方がいいよ」と答えました。

FX業者で口座開設する際、必ず取引に伴うリスクに関して、同意を求められます。この部分は、しっかりチェックすることをおすすめします。

そもそも、投資する行為自体がリスクが伴うことを忘れてはいけないと思います。

「100%絶対儲かる」とか、そんなことはありえないわけです(「100%」・「必ず儲かる」ということを言ってくる時点で、詐欺の可能性が高いです)。

もしも、「うちのノウハウの通りに投資すれば、確実に資産が増えます」などと勧誘してくる怪しげな人がいたら、こう聞いて下さい。

「それではあなたの預金通帳と、取引履歴、投資経験、過去の購入株と配当率を見せて下さい」。

さすがに、ここまであからさまな例は少ないかもしれませんが、FXを検討されている方は、ぜひ、投資に関するリスクについて、慎重に検討されることをおすすめします

また、口座開設審査を受ける際も、リスクに対する理解度が重要視されるので、甘い言葉に惑わされず、ぜひ起こりうるリスクを想定し、取引に参加して下さい。

まずはデモトレードで練習を積むのもよし、小資本から取引できる業者で、実体験を積むのもよし、いろんな方法があります。

大切なのは、ヨチヨチ歩きでもよいので、小さい一歩から始めること。間違っても、最初から大勝負はしないことです。

小さい負けなら、よい経験になります。痛手も小さいので、適度に学び、前進することができます。この点、投資では、

「人生をかけて大勝負する」

という発想は初心者にはおすすめできません。まずは想定するリスクを理解し、その上でしかるべき経験を積みことがリスクを軽減する方法ではないでしょうか?

しかし、甘い話というのはある日突然、現れます。それは突然の電話・メールだったり、人からの話だったりします。こういう時、「自分だけ得しよう」と思うと、思わぬ落とし穴に落ちてしまうのかもしれません。

初心者の方は、
「経験ゼロの超ド素人の私が、たった○○するだけでFXで1億3千7百万円稼いじゃいました!その秘密をあなただけに・・・」

というような類の話は、ぜひ注意して下さいね。投資は自己責任(リスクは自分で背負う)、勝負に絶対はないし、100%は有り得ないのですから。

(2009/9/29)

スポンサードリンク


このページのトップへ

<<2009年のコラム一覧へ
<<最新のFXコラム一覧へ