EU離脱でより不安定に?知っておきたいポンド(GDP)基礎知識

ユニオンジャック

 

ポンドはイギリスの通貨です。

 

エジプトでもポンドは通貨単位として使用されていますが、通常ポンドと言えばイギリスのポンドを指します。

 

アメリカの米ドルが世界通貨になる前は、ポンドが国際通貨として君臨し、世界的決済通貨として流通していました。

 

しかし、アメリカの台頭とともに、ポンドは、第二次世界大戦以降、金本位制を機軸とした米ドルに機軸通貨の地位をゆずりました。

 

1993年にEUが発足し、後にヨーロッパ共通通貨ユーロが誕生した時、イギリス国内ではユーロを導入するかが議論となりました。

 

しかし反対が多く、イギリスのユーロ参加は見送られています。

 

なお、イギリスは変動相場制を採用しています。近年はIMF加盟各国の通貨別外貨準備の割合で、日本円を追い越して3位となりました。

 

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ポンドとFX

為替変動の幅が大きい通貨として知られています。 米ドルやユーロなどの通貨と比べ、流通量が少なく、急激な値動き(ボラティリティ)をします。

 

その分ポンドは傾向が分かりやすいので、変動の癖にあわせて、上手く値動きに合わせれば、短時間のトレードで利益を出すことが可能です。

 

デイトレなど短期取引の場合、価格差で儲けます。ポンドのようなボラティリティの高い通貨は、短期トレードにピッタリです

 

この場合、FX業者の手数料やスプレッドを比較して、条件のよい業者で口座開設することで、ポンドの特性を活かすことができます。

 

また、意外にスワップ金利も高めです。

 

安定性に欠ける点がデメリットですが、ポンドの金利は比較的高く、オーストラリアドル、ニュージーランドドルとともに、高金利通貨として知られています。

 

ポンドの未来

1990年代のポンド危機以降、気になる話題がイギリスのEU離脱問題です。

 

2016年、イギリスが国民投票でEU離脱を決定、それによってイギリスの信用が低下、ポンドの下降等、様々な影響が出ています。

 

もともとポンドは、価格の変動を狙った投資で使われる通貨でしたが、より状況が予想しにくくなったので、FXでポンドを狙う場合も、より用心が必要かもしれません。

 

ポンド危機とは?

1992年にポンドの為替レートが急落した事件。欧州通貨危機とも言われる。

 

イギリスは当時EC内の通貨統合に向けてEC内通貨間の為替レートを固定するEMS(欧州通貨制度)とERM(欧州為替相場メカニズム)を導入していました。

 

ところが、ヘッジファンドのポンド空売りにあい、これらの制度を守るため、イングランド銀行は変動幅を15%ほどにまで拡大しました。

 

しかし打撃は大きく、イギリスはERMを脱退した。この結果、イギリスは完全変動相場制へと移行しました。

 

初心者でも始めやすいFX業者まとめ

 

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