金利の率が投資に影響、通貨と国の公定歩合
政策金利とFX(外国為替証拠金取引)
政策金利とは、公定歩合のことで、中央銀行が一般の銀行にお金を貸す年間金利利息の割合(パーセンテージ)を指します。
政策金利は、景気をコントロールするために、政府の方針によって変動しています。
日本の場合は日本銀行(日銀)、アメリカの場合はFOMCの方針によって、時々刻々と政策金利が変動します。こうした政策金利の変動は、その国の景気を測る1つの指針と言えます。
また、FX(外国為替証拠金取引)において、政策金利は、スワップ金利狙いの投資と密接な関係があります。
その国の政策金利が高いほど、スワップで金利収益を狙う場合、条件がよいと考えることができます。
政策金利の役割
政策金利は、国の経済を動かす潤滑油的な役割を果たしています。例えば、金利が高ければ、私達の行動は消費よりも、預金に動き、生産活動がゆるやかになります。
一方、金利が低ければ、企業の設備投資や生産活動が活発になります。その結果、私達の消費活動が高まります。
このように政策金利は、私達の消費活動や、企業の生産活動に、大きな役割を果たしているのです。金利の変動が、国の経済活動を動かす要因になっています。
外国為替証拠金取引(FX)においては、投資のリターンに影響します。
政策金利が高い国は?
下記の表は、主要国の政策金利ランキングです。1位のトルコと、最下位の日本では、金利に大きな違いがあります。こうした、金利差を利用することで、逆にスワップポイントを狙うことができます。
政策金利のランキングはこちら
| ランキング | 国名 | 国債格付け |
| 1位:15%以上 | トルコ | Ba3 |
| 2位:12%以上 | 南アフリカ | A2 |
| 3位:8%以上 | ニュージーランド | Aaa |
| 4位:7.5% | メキシコ | Baa1 |
| 5位:7.3% | 中国 | ─ |
上記の表を見れば分かりますが、政策金利の高い国は、発展国が中心です。逆に、アメリカや日本など、先進国の政策金利は低い傾向にあります。
例えば、アメリカの政策金利は2〜3%、日本にいたっては0.5%です。発展途上の国は、比較的政策金利が高く、金利狙いの投資にはピッタリです。
トルコやアイスランドなどは、10%以上と高金利です。スワップ金利狙いの投資をするにはピッタリです。その分、流通量や安定性にリスクがあります。
途上国通貨に投資する際は、カントリーリスクや、為替リスクを考慮して投資しましょう。
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