「FX投資は金利収入で」 - そんな方向けの外貨一覧
このページでは、スワップ金利狙いのFX(外国為替証拠金取引)のための、通貨選びのポイントをまとめています。
スワップ狙いについて
スワップ金利狙いの投資は、金利収入です。デイトレに比べて、比較的利益が狙いやすく、仕事が忙しくても取り組みやすい方法です。また、為替差益を狙う方法に比べて、安定的に、長期的に利益を狙うことができます。
通貨選びのツボ
スワップを狙う場合、通貨選びは次の2つに注目してみましょう。
高金利であること
利益を狙う上で注目したいのは金利の水準。高金利通貨を買うことが儲けるための鉄則です。まずは、各国の政策金利を見てみましょう。
<政策金利ランキングより>
| 政策金利一覧 | 国名 | 国債格付け |
| 1位:15%以上 | トルコ | Ba3 |
| 2位:12%以上 | 南アフリカ | A2 |
| 3位:8%以上 | ニュージーランド | Aaa |
| 4位:7.5% | メキシコ | Baa1 |
| 5位:7.3% | 中国 | ─ |
金利水準は、高いほうが望ましいです。15%のトルコリラ、12%南アフリカランドなど、基本はこうした高金利通貨を買います。逆に、売りの場合は、払うことになる(損をする)ので、注意が必要です。
基本的に、発展途上国のエマージング通貨は、高金利の傾向にあります。トルコや南アフリカ、アイスランドなどが代表的です。
信頼性
次は安定性です。通貨の信頼性と言い換えてもよいでしょう。スワップ狙いの投資は、長期間ポジションを持ちます。その間、デフォルトリスクに注意しなければなりません。
高い金利の国の場合、安定性が低い場合もあります。例えば、サラ金の高金利を考えれば理解できます。水準と同時に、安定性も大切です。
そこでチェックしたいのが、各国の国債格付け。これは、各国の債務返済能力を判断するための基準です。かんたんに言うと、国の経済的な通知表※です。
格付けは、その国の安定性、信頼性を表示しているデータの1つです。こうした格付けで、高い評価を得ている国は、比較的リスクが低いと判断することができます。
理想的なのは、格付けが高く、金利が高い通貨が最高です。
こうした点から、おすすめの通貨は、
高金利+安定性=スワップ向け
ということになります。具体的には、ニュージーランドドルと、オーストラリアドル、トルコリラ、南アフリカランドなどの外貨です。
オーストラリアドル(豪ドル)やニュージーランドドル(NZドル)の場合、国債評価がAaa(トリプルエー)と高く、金利水準も良好です。公定歩合、信頼性ともに基準以上です。
スワップの場合は、長期的に投資するので、安定性と収益性のバランスに気を配る必要があります。
この点、オーストラリアドルとニュージーランドドルは、かなり条件がよい通貨と言えるでしょう。
次に、トルコリラや南アフリカランドの場合、金利はトップクラスです。その分、リスクが上がります(ただし今後価値が大きく上がる可能性があります)。
利益を重視して投資するなら、この2つを狙うとよいでしょう。その分、ロスカットされないように注意が必要です。
通貨にあわせたレバレッジを
狙う外貨が決まったら、あとは年の利回りを決めましょう。それにあわせて、レバレッジを効かせていきます。
例えば、年に20%の利回りを狙うのなら、トルコリラ、南アフリカランドの場合、レバレッジ2倍で目的を達成できます。
NDドル、豪ドルの場合はレバレッジ3倍で年20%の利回りが可能です。自分の性格にあわせた利回り設定をして、ロスカットに気を付け、じっくりとお金を増やしていきましょう。
また、要人発言など、相場を動かす情報に気を配ることも忘れずにチェックしましょう。
高金利通貨のダークサイドに目を背けない
最後に知っておきたいことは、あまりポジティブなことではありません。しかし、リスクと向き合う上で、頭の片隅にでも入れておきましょう。
高金利は、超低金利の日本と比べとても魅力的です。ただ、忘れてはいけないことは、
高金利=物価上昇率・インフレ率が高い→値下がりしやすい
という公式です。つまり、金利が高い通貨の価値は減少する可能性があるのです。毎日日割りでスワップが発生しても、価格変動で損が出る可能性があるのです。
デイトレに比べてパソコンの前で張り付く必要はありませんが、最低限、リスク対策も用意しておきましょう。
ストップロスの設定、チャートをある程度チェックしておく、「ほったらかし」にはしないなど、できることを実践しましょう。
※国債格付けは、民間の企業であるムーディーズやS&Pなどが行っています。この格付けは、あくまで参考の1つであり、必ずしも各国の正確な債務能力を示しているとは限りません。
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