3・初心者のための基礎講座 - ハイリターン&ハイリスクの理由
レバレッジについて
FX(外国為替証拠金取引)では、自分が持っているお金の何倍もの金額の外貨を売買することができます。これをレバレッジと呼びます。
レバレッジは株式投資の信用取引に当たり、「てこ」を意味します。小さい力で大きなものを動かすように、少ない元手で多額の外貨を扱う事ができます。
例えば数万円の元手で最大100万円分の取引ができます。2010年以降、最大レバレッジは規制されていますが、それでも手持ちの資金以上の金額を取引できるはすごいです。
大きな取引の例で言えば、数百万円のお金をもとに、1億円分の取引をすることもできます。当然、普通に投資をするよりも、大きなリターンを狙うことができます。
こうした投資効率の高さは、レバレッジの大きな魅力なのです。
もちろん注意点も
レバレッジは利益と損失両方に動きます。レバレッジを大きく効かせば、利益は大きくなります。また取引保証金は小さくなり自動ストップロスが狭くなります。
レバレッジを大きく効かせれば効かせるほど、大きな利益を得ることが出来る一方で、予想が外れると大きな損を被る場合があります。
例えば、米ドルのレートが1ドル=100円だとします。10万円の元手(証拠金)で1万ドル(100万円相当)の取引をしたとします。
この場合のレバレッジは10倍です。翌日、レートが1ドル=101円になっていたら、10万円の利益になります。しかし、レートが1ドル=99円になった場合、1日で10万円の損が出ます。
このようにFXはハイリターン、ハイリスクの投資ですが、レバレッジを抑えれば、利益も小さくなる分リスクは軽減できます。
資金を減らして外貨預金と同様の効果を得るレバレッジの使い方もあるので、外貨預金以上の投資効果を得ることができます。
ポイント
| 項目 | レバレッジが高い | レバレッジが低い |
| リターン | 大きい | 並 |
| リスク | 高い | 低い |
| ロスカット | ロスカットされやすい | ロスカットされにくい |
FX業者で口座開設を申し込む際、「レバレッジの仕組みを理解している」ことが求められます。具体的には、「所持金以上のお金を動かせて、小さな資金でもリターンが期待できるけど、元本保証なし+リスクが高くなる」というリスク確認です。
つまり、「レバレッジを使うことは、投資リスクを背負うことになりますよ」という内容です。取引をするときは、「どこまでのリスクを許容できるか?」を考えておくことが大切かもしれません。
投資スタイルで使い分ける
レバレッジは、リスクを調整することにより、資金効率のよい資産運用を可能になります。攻めと守りのタイミングをつかんで、「てこ」を上手に使いこなしたいものです。
例えば、デイトレードなどすぐ取引終える投資スタイルなら、レバレッジを強く効かせ、為替差益を狙うことで、大きなリターンを期待することができます。
また、スワップ投資のような中長期投資の場合、レバレッジを低く(3倍程度)抑えることで、長期的な利回りを期待することができます。
逆に、長期投資で高いレバレッジを使うと、大きなリスクを抱えることになります。
このように、その投資手法の長所活かせるようにレバレッジを活用することで、メリットやリスクの調整によい影響を与えることができるのです。
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