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学&愛子
「ただいまーっ!」 |
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絵笛樟蔵(えふえくすぞう)
「おかえり。今日の学校はどうじゃったかの?」 |
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学ぶ
「おじいちゃん、あのね、今日学校でね、お金のこと勉強したんだよ!アメリカっていう国のね、ドルっていうお金。」 |
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愛子
「ヨーロッパのユーロっていうお金も!」 |
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絵笛樟蔵(えふえくすぞう)
「ほーう、そうかいそうかい。おじいちゃん、外国のお金のことはよーくしっちょるゾイ。
おじいちゃんの仕事はな、外国のお金を売ったり買ったりする、ブローカーっちゅう仕事をしとったんじゃ。」 |
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愛子
「ブローカー?なぁーに、それ。」 |
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絵笛樟蔵
「かわせブローカーっと言ってな、銀行のお金とお金をつなぐ橋のような仕事じゃ。
ようはな、外国のお金を売ったり買ったりする手伝いをする仕事じゃな。今日学と愛子が勉強したドルとユーロもしとったゾイ。 |
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学
「何でそんなことするの?」 |
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絵笛樟蔵
「それはな、それを欲しい人と売りたい人がいるからじゃよ。二人はスーパーマーケットに行ったことあるじゃろ?」 |
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学&愛子
「うん、あるー!」 |
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絵笛樟増
「スーパーマーケットに行ったとき、二人は何が欲しかったんじゃ?」 |
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愛子
「私はおつかい。夕ご飯のお肉をお母さんと買いに行ったの。」 |
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学
「ぼくはポケモンのおかし!」 |
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絵笛樟増
「そうかえ、二人は、スーパーマーケットに何かを買いに行ったわけじゃな。
じゃあな、学、愛子、ちょっと考えてごらん。もし、スーパーマーケットがなかったら、お肉とおかし、どこで買うんじゃ?」 |
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学
「コンビニ?」 |
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絵笛樟蔵
「なるほどなぁ。学や、コンビニもスーパーマーケットもお店じゃろ。
お店で、欲しいものが売られている。もし、お店がどこもなかったら、わしらはどうなるじゃろう?」 |
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愛子
「困る!!!どこで買えばいいの?」 |
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絵笛樟蔵
「そうじゃろそうじゃろ。お金も同じことなんじゃよ。
日本でもなあ、世界のお金を欲しいという人がおる。銀行の人なんかがそうじゃな。
かわせブローカーというのはな、外国のお金を欲しいと思う人をつなぐ、スーパーマーケットのようなものじゃ。
ある銀行がな、ドルが欲しいと言うじゃろ。
そうしたら、わしらは、ドルを売りたいという人を探して、紹介してあげるのじゃ。」 |
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愛子
「だからおじいちゃんは橋なのね。欲しいという人と、買いたい、っていう人を見つけるんだ。」 |
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絵笛樟蔵
「そうじゃよ。昔はな、この外国のお金とお金を買ったり売ったりするのは、ごく一部の人しかできんかった。
最近はな、法律が変わって、誰でも外国のお金を買ったり売ったりできるんじゃ。わしらの時代とは変わったのう。」 |
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学
「でも、お金とお金を買ったりして、いいことがあるの?」 |
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絵笛樟蔵
「学、よい質問じゃ。スーパーへ行くと、いろんなものが売られているじゃろ。
みんな値段が違うじゃろ。ジュースは100円、お肉は300円というようになあ。
外国のお金にも、それぞれ値段があるんじゃよ。値段の高いお金を売ったりして、お金を儲けることができるんじゃよ。」 |
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愛子
「外国のお金とお金を売ったり買ったりするの?」 |
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絵笛樟蔵
「そうじゃ。これをえふえっくす(FX)と言うんじゃ。がいこくかわせしょうこきんとりひきとも言う。最近ではな、30歳や40歳の人がよおけやりおる。
お前たちのお父さんと同じ年の人たちに人気なのじゃ。外国のお金とお金を売ったり買ったりしてな、お金を増やすことができるんじゃよ。
こういう外国のお金を売買するのじゃ。このFXが今人気なのじゃ。」 |
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学
「えふ・・・えっくす?がいこくかわせ・・?」 |
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絵笛樟蔵
「そうじゃ、えふえっくす、がいこくかわせしょうこきんとりひきじゃ。アメリカの言葉である英語からきとる言葉じゃ。お前たちには英語はまだ早いかのう。」 |
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学&愛子
「何で、このえふえっくすが人気なの?」 |
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絵笛樟蔵
「それにはなあ、今の日本のことを知らんといかんのう。」 |
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学&愛子
「日本のこと・・・?」 |